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「涼宮ハルヒ」への『はこ』論の適用

えっとーこの文章は二つのことを前提にしています。

① 「涼宮ハルヒの憂鬱」を見たことがある。
② 『はこ』論の投稿を読んだ。

以上、二点をクリアした人は読んでね☆


ハルヒがいる普通の世界も一つの「はこ」。
「はこ」の抽象度を高め、そこをひとつの「系」だと考えると分かりやすい。
系の中というのは、恒常性を維持することで、その系を保っているのだが、
そのためにはエントロピー、つまり複雑さというものを多くためすぎてはいけない。
そこのエントロピーが増大したときに、どこへ排出されるか。
ハルヒの世界では、それは内部の内部、つまり閉鎖空間という外部へと
排出されることによって、その世界のエントロピーの増大を防いでいる。

ハルヒのいる世界において「憂鬱」及び「退屈」というエントロピーが増大すると
閉鎖空間という外部へと排出され、それをハルヒによって能力を授かった者たちが処理する。

こういう連鎖が行われることによって、世界は恒常性を維持している。
それを維持できなかったとき、ハルヒの手によって
新たな系が作り出され、世界は再び創造されることになる。
今までの物理法則など適用できない、新たな世界が存在してしまう。

『はこ』論から見る「涼宮ハルヒの憂鬱」でした。

いかがでしょう???


参考文献は「生物と無生物のあいだ」でした(笑)


生物学とアニメのリンクは新しくない??



んじゃまたー
by shinya_express | 2008-01-28 00:47